こんにちは。
八尾市で腰痛施術・骨盤矯正を専門に行っている整体サロンいつきです。
さて、今日のテーマは
背骨のカタチ-じっとしてる方が身体はゆがむ!?
というお話です。
背骨ってどんなもの??
背骨-いわゆる「脊椎(せきつい)」というのは
7つの頚椎、12の胸椎、5つの腰椎、仙骨、尾骨
でできています。
よく患者さんに説明するときに、ダルマ落としのブロックをイメージしてください、というのですが
実際にはもっと複雑な構造なんです。
背骨の頚椎の部分は少し前の方へ、胸椎の部分は後ろの方へ、そして腰椎の方はまた少し前の方へそれぞれ湾曲しています。
そう、ちょうどアルファベットの「S」みたいに。
一般に「S字カーブ」と呼ばれていますが、このカーブがあるおかげで私たちの背骨は上下からの衝撃を分散して吸収することができるようになっています。
また、背骨の骨と骨の間には有名な「椎間板」というゼリー状の円盤が入っていて、これまた背骨が受ける負担を和らげるクッションの役割を果たしているのです。
背骨の周りを守る筋肉
背骨というやつは単独でそそり立っているわけではなく、脊柱起立筋という背骨をコントロールする筋肉が存在します。
さらに、身体をねじったり横に倒したりと複雑な動きに対応するための細かいインナーマッスルがついています。
これらの筋肉がちょうどテントの柱を引っ張るロープのような仕事をしていて、相互にバランスをとりあって背骨の運動を制御しているわけです。
このはたらきのおかげで背骨は「しなる」ような柔らかな動作も可能になっています。サッカー選手のドリブルや野球選手のスイングなども背骨の柔軟な動きから生まれてきているのです。
背骨はじっとしていられない
以上のように背骨は動くことに対して非常に対応力が高いのですが、反面じっとしていることには不向きな構造です。
ですから、現代人のようにデスクワークが一日の大半を占めるようになってしまうと、背骨の周りの筋肉がどんどん劣化してしまいます。
そもそも座り姿勢というのは意外に背骨や骨盤に負担がかかっており、朝出勤してから帰るまで座りっぱなしでいると、腰痛や骨盤が歪む原因になってしまいます。
使われなくなった筋肉は固まって背骨を支えることができなくなり、身体は歪んだ状態で放置されることになるので
素早い動作に対応できなくなったり、慢性的なコリが生み出される原因になってしまいます。
よく骨盤ベルトやコルセットを一日中つけている人がいますが、それだとますます筋肉が弱ってしまい、却って腰痛が発生しやすい体になっていきます。
最近じっと座ってる時間が長いかなぁ・・・と感じる人は、1時間に1回ぐらいは立って体を動かす習慣を作りましょうね!
今日のお話はここまでです。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
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八尾市の腰痛・骨盤矯正専門整体サロンいつき