こんにちは。

八尾市で腰痛施術・骨盤矯正を専門に行っている整体サロンいつきです。

さて、今日のテーマは

 

骨盤と股関節、それぞれの役割

 
というお話です。  

骨盤の役割とは①

  

骨盤。

 

このパーツは、真ん中に位置する「仙骨」という骨とその両サイドについている「寛骨」という2枚の骨でできています。

 
 

この大きな骨のユニットはどんな役割を果たしているかというと—

 

大きく分けて、2つの仕事があります。

  

これは賢明なあなたには想像がつくでしょう。

  

そうです。体の土台としての役割ですね。

 

ご存知のように骨盤は上半身と下半身を接続する真ん中に位置しています。

  

人間が動作をするとき、骨格は上半身だけ、下半身だけ、という具合に分割して動いているのではなく

 

骨盤を介して互いに強調しあって動いています。

 

例えば掃除機をかけるとき、意識としては両腕で(または片手で)掃除機の柄の部分を動かしているだけですね(3秒間想像してください!)。

 

ところが実際は体全体が前後に行き来してゴミを吸い取る動作をしているわけです。

 

これには下半身の足首、膝、股関節の細かい動きの協力が必要となってくるのです。

 

反対にジョギングをしているときなんかには単に足の動きだけではなく、腕の「振り」の協力があって安定したフォームを保っていますね。

 

このような動作を行うときに骨盤は上半身と下半身をつなぐ重要な連結点となっています。

 

ところが骨盤にゆがみが生じると、この連動が上手くいかず、腰痛の原因になったり、肩こりの原因になったりします。次へつづく!

  

骨盤の役割とは②

  

もう一つの骨盤の役割は

  

内臓を保護する

 

ということです。

  

先ほどあなたにお伝えしたように

 

骨盤は上と下のつなぎ目の仕事をしていますが、内科的な視点で見ていくと骨盤の中には直腸や泌尿器、生殖器といった内臓が存在します。

 

骨盤はこれらの臓器を外からの衝撃から保護する役割を果たしています。

 

思い出してください。小さい頃に大人から

  

「お腹は冷やしたらダメよ!」

 

と言われませんでしたか?私は言われました。

 

骨盤の部分は下腹部と重なりますのでここが冷える=血流が悪い状態はさけるべきでしょうね。

 

また、①と関連するのですが、上下からの運動を伝える仕事をしている骨盤が正しく機能していないとこれらの臓器の安全が脅かされることになります。

 

骨盤の保護機能の低下ですね。

 

骨盤のゆがみが血流の悪さを引き起こすことも多いので要注意です。さらに続く!

  

股関節の役割とは

 

股関節は難しい言葉いうところの「荷重関節」という仕事をしています。

 

荷重、つまり重みに耐える役割ですね。

 

この仕事に必要とされるのはざっくりいうと

 

「動きやすさ」と「安定を保つ能力」です。

 

股関節の動きやすさは、たとえば歩くときの歩幅、階段の昇り降り、しゃがむ、立つ、といった日常
 

なんだか最近大股で歩くと脚の付け根が痛いんだよなァ

 

などと嘆いているあなた、股関節の動く範囲が狭くなっていませんか?

 

次に安定のチカラですが、これも重要です。

 

つまづいて転びそうになっても、股関節の安定力があれば何とか踏ん張って耐えることができます。

 

ところがこの安定力がないと大ケガにつながる転倒のリスクが高くなります。

 

また股関節は大腰筋という大きな筋肉を介して腰骨(腰椎)とつながっていますから腰痛予防のために股関節をケアするのは非常に大切です。

  

股関節は大腿骨という太ももの骨が骨盤にガチャンとくっついて出来ていますので、股関節のはたらきと骨盤は密接な関係があります。

 

骨盤と股関節、もしお互いどちらかに不具合が生じたら、両方の働きに悪影響が出てしまうということがご理解いただけると思います。

  

今日のお話はここまでです。

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

 
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