こんにちは。
 
八尾市で腰痛施術・骨盤矯正を専門に行っている整体サロンいつきです。
 
さて、今日のテーマは
 
腰痛治療に使われる「ツボ」を教えます。
 
というお話です。
 

東洋医学で腰痛を考えてみる

 

東洋医学(=中医学)では体中に経絡(けいらく)という線路のようなネットワークがあり、経穴(けいけつ)がその線上に駅のように点在すると考えられています。

 

その線路の上に「気血(きけつ)」というエネルギーが通っていて、人間の生命活動をコントロールしている、としています。

 

ただこういったものたちは目に見えないものなので、科学的根拠に首をかしげる人も多くいました。

 

しかし21世紀に入り世界の研究者がツボや経絡についての論文を発表し続け、ついにWHO(世界保健機関)でその効果が認められるに至りました。

 

それらの研究によると、ツボはおそらく原始時代から認識されており、「ここを押したら、あそこの痛みがマシになったぞ」といった経験が集められていたようです。

 

そして、古代中国で国家的研究として体系づけられていきました。漫画「キングダム」で人気の秦王政(始皇帝)も自らの健康長寿を求めて国を挙げた東洋医学(中医学)研究をおこなっていました。

 

ここでは腰痛の治療でよく使われるツボをご紹介します。ご自分で簡単にできますのでちょっと読んでみてくださいね。

 

腰痛にはこのツボ!実際に押してみましょう

 

腰の痛みを治すからには腰にそのツボがあるんでしょ?

 

と思われがちですが、今回ご紹介するのはもっと離れた場所です。

 

東洋医学(=中医学)の古典に

 

腰背委中求(腰と背部の症状には委中を使う)

 

という記述が出てきます。

 

この「委中」こそ腰痛治療の重要経穴(ツボ)です。

 

場所はというと

 

膝の裏側にあります。

 

より正確に言うと膝を折り曲げた時にできる横線のちょうど真ん中です。

 

敏感な方はちょっと膝裏にコリコリっとしたカタマリが感じられるかもしれません。

 

実際に押してみましょうか。

 

お一人でされる場合でしたら体育座りのように脚を折り曲げて座り、両手の親指でツボを触れるような姿勢になりましょう。

 

そうしたら両方の親指を重ねて膝裏の「委中」をゆっくり押していきます。

 

おっと、急に力を入れると痛いので、ジワジワと膝のお皿に向けて押し込んでいきましょう。

 

ズーンと痛気持ちいい感じが膝裏に出てくれば正解です。

 

しばらく押したり緩めたりを繰り返してみましょう。膝裏がなんとなく緩んだ感じがしてくれば効果アリです。

 

この部分が緩むと体の重心が正常の位置に近づくので骨盤にかかっていた負担が減って、腰痛が改善するという研究が報告されています。

 

ぜひ一度お試しください!

 
 
今日のお話はここまでです。

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

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八尾市の腰痛・骨盤矯正専門整体サロンいつき