こんにちは。

八尾市で腰痛施術・骨盤矯正を専門に行っている整体サロンいつきです。

さて、今日のテーマは

 

内臓の疲れと腰痛の関係

というお話です。

 

腰痛の原因はこの内臓だった

 

今日は私の家族のお話です。

 

私の父が1週間ほど前から背中から腰にかけて、ずっと鈍痛が続いているということがありました。

 

病院で調べてもらったのですが、尿検査も血液検査も特に異常がないということでした。

 

点滴を打ってもらって帰ってきたのですが、どうもすっきりせず痛みが続くのでシップを貼っていたそうです。

 

ところがここ2,3日でどんどん痛みが強くなっているということだったので体の状態を検査してみました。

 

なるほど、痛いと訴えている腰の筋肉がとても緊張していて、押さえると鈍い痛みがあるようです。

 

加えておへその横から鼠径部(そけいぶ)にかけても「引っ張られる」ような痛みがあるということでした。

 

ここで私が疑ったのが

 

腎臓

 

でした。

 

上向きになってもらい左右の腎臓の部分を触ってみると痛い方の腎臓の部分が明らかに腫れぼったい感じでした。

 

最近トイレの状況はどうかと聞いたところ、夜中に何度もトイレに行っているということでした。

 

おそらく腎臓の疲労が蓄積したことで腰の痛みを引き起こしていると考えられます。

 

ではなぜそうなるのかを次に見ていきましょう。

 

腎臓が引き起こす腰痛のメカニズム

 

さてここで腎臓の働きについて考えてみましょう。

 

腎臓は「体の水分調節」に強く関係する臓器です。

 

夏場であれば汗をかくことで水分調節が可能ですが、冬場は発汗による水分の蒸発はあまりありません。

 

そのため腎臓がいつも以上に働いて排泄によって水分の調節をせっせと行うようになります。

 

そうすると腎臓の疲労が溜まりやすくなり、腎臓を包んでいる「筋膜」がねじれ現象を起こしてしまいます

 

この膜は腰の筋肉ともつながっていて、ねじれが強くなるほど連動して腰の筋肉を引っ張る状態が発生します。

 

これにより緊張した筋肉が痛みを発生させてしまうわけですね。

 

緊張した筋肉は背骨のゆがみにつながり、さらに腎臓に負担がかかりやすくなる悪循環ができてしまいます。

 

また、骨盤の内側についている筋肉も同じように影響を受けやすいのですが、ここが固くなってしまうと体内の水分調節を司る腎臓の組織がうまく働かなくなり「むくみ」の原因となってしまうこともあります。
 

私の父の場合も「大腰筋」という腰の筋肉がとても固くなっていましたので、ここを治療し、腎臓の緊張を緩めるようにもっていくと痛みは半分以下に収まってきたようでした。

 

というわけで、今回は腎臓の疲労が腰痛を引き起こす例は珍しくないですよ、というお話でした。

 

今日のお話はここまでです。

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

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