こんにちは。

八尾市で腰痛施術・骨盤矯正を専門に行っている整体サロンいつきです。

さて、今日のテーマは

 

第2の骨格!?筋膜とは何者か

というお話です。

 

筋膜って何でできているの?

 

最近よくTVの健康番組で取り上げられることが多くなった

 

筋膜

 

ですが、

 

「一体なんだかよくわからな~い」

 

という方も多いのではないでしょうか。

 

今回は痛みを治療していく上でも非常に大事なこの「筋膜」のお話です。

 

筋膜というのは全身の筋肉だけではなく、骨や内臓などまで全てを覆っている膜で

 

「第2の骨格」

 

などと呼ばれたりしています。

 

筋肉を正常に動かしていくためには、この筋膜が柔軟に機能している必要があるのです。

 

また、筋膜はコラーゲン線維とエラスチン線維、そしてヒアルロン酸によってできています。

 

化粧品のCMなどでよく聞く「コラーゲン」は水分をよく含む、強い線維です。

 

これが規則正しく並んで表皮を支えているおかげで、お肌がピンっと張った状態が保てるのです。

 

エラスチンはコラーゲンを支える役割を持ち、ゴムのような弾力があります。

 

筋膜はこのコラーゲンとエラスチンが網目状になっています。

 

また、ヒアルロン酸は筋膜と筋膜の間に流れていて、クッションや潤滑油の役割をしています。

 

これらが上手く機能していると、筋肉はスムーズに動きます。

 

筋膜の異常事態とは…

 

ところが、この筋膜にギューッと圧迫され続けたり、縮こまりすぎたりすると

 

これらの線維の中の水分が減り、脱水状態になります。

 

そうすると筋膜の滑りを助けていたヒアルロン酸がドロドロの水あめ状態になり、滑りが悪くなってしまいます。

 

こうなると、筋膜の中でねじれ状態や癒着(ゆちゃく)状態が起こり、

 

筋膜の上ある皮膚や筋肉の正常な動きができなくなってしまうのです。

 

これが筋膜の異常事態です。

 

そして、私たちの体には以下のような問題が発生します。

 

①姿勢が悪くなる

 

そうなんです。

 

実は筋膜は筋肉を包んでいるだけではなくて、身体の姿勢を制御する機能もあるのです。

 

筋膜がうまく働かないと、身体の左右が不均衡になったり、

 

猫背のように身体が丸くなってしまったりと

 

正しく美しい姿勢が保てないようになってしまうのです。

 

②肩こりや腰痛が発生する

 

これはもう皆さんご存知かと思います。

 

TVでもよく紹介されていますね。

 

筋膜にできたシワが戻らなくなったり、

 

悪い姿勢が続いてしまうことで

 

筋肉があちこち変な方向へ引っ張られ

 

血流が悪くなったり、筋肉が緊張するため

 

肩こりや腰痛が起きてしまうんですね。

 

③長期化すると激しい痛みも

 

こっている、程度ならまだよいのですが

 

実は筋膜は「痛み」のセンサーとしても働いています。

 

ですから、このセンサーの異常事態が続くと

 

「この場所は危険!!」

 

と脳が判断して、激しい痛みを引き起こすのです。

 

五十肩や頭痛など日常生活にも支障が出るほどの痛みの原因が

 

筋膜であるという例は非常に多いのです。

 
 

筋肉を正常に動かすためには、筋膜の柔軟性を保つことがとても重要です。

 
 
今日のお話はここまでです。

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

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